結婚調査はどんな調査?
「結婚調査」と聞くと、嫌悪感をあらわにする人もいます。
生まれ育ちを調べて、差別的な扱いをするために行うためにするものというイメージがあるからでしょう。
しかし、昔の結婚調査と今現在の結婚調査では、求められている調査の内容に違いがあります。
まず、差別的な目的であれば興信所は調査を引き受けません。
そのように法律で定められているからです。
今現在の「結婚調査」とは、結婚を前提にお付き合いをしている人や婚約者の素行や人柄を調べる調査をいいます。
結婚後、後悔しないために、見えていない一面を事前に調査を行うことで知るため、結婚詐欺の被害に遭わないための予防線との位置付けになっています。
例えば、付き合っている相手からは見えない交友関係や友達など周囲からの婚約者(恋人)の印象を調査したり、婚活パーティーやイベントで出会った相手の場合、自身に話しているプロフィールに偽りがないか、確認のため調査を行う場合があります。
その他にも、
- 恋人や婚約者がどの様な人と付き合い、どんな遊びを普段しているのか。
- 勤めている会社が自己申告とは違うものではないか。
- 異性関係や友人関係、結婚歴などに偽りがないか。
といったことを結婚調査では調べます。
結婚に向けて、「婚活」をすることが一般的になっている今、プロフィールを偽って婚活を行っている人も少なからず存在しています。
多額の借金があったり、結婚詐欺に遭ってしまったり、結婚後隠していたことを知り後悔するのではなく、トラブルを事前に回避するために、結婚調査は利用されます。
実際に結婚を考え、お付き合いをしている本人だけでなく、両親、兄弟(姉妹)からの依頼が多く、「結婚調査」とは、安心して結婚生活を始めるために役立つ調査だと考えられています。